今年一瞬出汁をとるのにハマっていた時期があり、

その鰹節が大量に冷蔵庫の中で眠っておりました。

ふと思って、遅くなった夕食のために作るお味噌汁は出汁から作ろうと思いましたが、

早く食べたかったので、お湯が沸騰するのも待たず、お水に鰹節を入れて、すぐ火にかけました。

(普段は天然素材の出汁パックを使っています。)

そして、別のことをしていたら火にかけているということを忘れてぐつぐつと沸騰して煮てしまい、強烈な出汁の香りで氣づきました。

一般的には全く正しくない出汁の取り方で出汁が出来上がりました。

でも思ったのです。

こんなに良い香りが出ているのであればお味噌汁も美味しいはずと。

料亭ではないし。

具を入れて、お味噌を入れて飲んでみると、うーんお出汁がきいてて美味しい。

おそらく普通より多い量の鰹節を入れているとは思いますが、大量にあるのでケチる必要はありません。

まさに怪我の功名。

私の好きな料理研究家の土井善晴さんは、お味噌汁をより身近なものとするため、出汁なしのお味噌汁も提唱されています。それもまたよしと思います。

色々な具を入れたり、お味噌を変えたりできるお味噌汁は私の食生活において非常に重要なので、自分好みのお味噌汁を探求していきたいと思います。